車椅子M.S君と行く九州・・・無謀な旅 (part2)



 食後は、門司港を散策することにしました。

この門司港の駅舎も、M.S君には、新鮮に見えていたようでした。
 駅長室も、こんな感じで、昔からある駅舎であることを物語っています。
 わたくしが気に入ったのは、これ。

  「多目的便所」です。 普通は、トイレなのですが、あいまいな表示などせず、この書き方なんですね。
 車椅子のM.S君の要望で、まずは、九州鉄道記念館へ行くことにしました。

 障害者手帳をみせて、入ろうとすると、なんと北九州市内の障害者のみしか割引は適用されない・・・と言うことでした。
仕方なく、正規の料金で入ることにしました。
 まずは、こちらの車両へ・・・。

見ると分かると思いますが、M.S君、車椅子をこうやって置いて、車内へ入りました。
 このような車内となっております。
戦前の車両です。また肘掛が無いのも特徴ですね。
 行き先のサボを見ると、なんと、今は亡き宮原線の肥後小国行き・・・。
 また、こちらの485系のボンネットタイプの特急にちりんも・・・。
 M.S君が珍しく見ていたのは、こちらの583系です。 
 側面は、とくに変わった様子は無いのですが・・・。
 車内は、こんな感じ。
 そう、昼間は座席で、夜が寝台になるという、寝台電車なのです。
 早速、本館(旧本社)へ入ることにします。

敷地内には、スロープもあり、車椅子も楽に押せます。
 本館に入ると、まずは、駅の立ち売りの人模型とマッチ箱みたいな客車があります。
 車椅子のM.S君がまず、気づいたのは、こちら。
列車運転ができるシュミレーターです。
 車椅子では、段差があり無理なので、M.S君は自力で運転台までたどり着き、運転しておりました。

しかしM.S君、何度やってもオーバーラン。
 わたくしがかわりにプレイをして、きちんと停止位置に停めたので、M.S君もびっくりしていました。
わたくしの場合は、トレインシュミレーターのゲームに慣れていますからね・・・
 エレベーターを使って、二階へ行くことにします。
メインのイベントは、こちらの九州鉄道展でした。
 二階から外を覗くと、門司港駅の車庫が見えました。
415系や813系、また門司港の駅舎も見えました。
 こちらは、九州の鉄道大パノラマです。
HOゲージの模型が展示されていました。 ちょうどわたくしたちが来たとき、映像とナレーションが流れ始めました。

ここで、JR九州のグッズなどを購入し、M.S君は満足して、ここを出ることが出来ました。
 九州鉄道記念館も、良い思い出となったようです。
 九州鉄道記念館を出て、今度は、海峡プラザのほうへ行くことにしました。
 関門海峡の歴史をあらわすこの巌流島の武蔵と小次郎・・・。
今回は、行けなかったのですが、ぜひ行ってみたい場所です。
 そして、もう一つは、こちらの壇ノ浦の戦い・・・。
義経と弁慶、今のブームですね。
 門司港の看板キャラと言ったら、わたくしは、こちらのバナナマンを思い出してしまいます。

車椅子のM.S君も、このバナナマンを見て、大笑いしており、記念にバナナマンと一緒に撮りました。
 そして、このバナナマンの向かいにある店で、こちらのバナナソフトを購入。

この日は、暑い日でしたので、美味しくいただきました。 味は、本物のバナナより少し甘い味でした。 
 そして、このあとにバナナジュースも飲みました。
 食後は、再びレトロ地区を散策することにしました。

この日は、天気もよく、海も綺麗でした。
 そして、今度は、こちらの橋を渡ることにします。




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